イタリア・ナポリのスーパーで買い物。このスーパーでは陳列棚一面全部がパスタのコーナーがあり、全部で150種類以上ある。長いバネのようなパスタ「フジッリ・ルッギ」はトマトソースや肉系に合うという。「メッツォ・パッチェロ・リガート」はイカを輪切りにしたソースなど魚介に使う。「マファルダ・コルタ」、「ステルリーヌ」などのパスタがあり安いという。イタリアの南部は温暖で雨が少なく小麦栽培が盛んなため、ピザやパスタの食文化が発達したという。一方、北部は雨が多く米栽培が盛んなためリゾトの食文化が発達している。チーズ売り場では50種類以上のチーズが並んでいる。荒牧の目当ての「プローヴォラチーズ」は日本でも買うことができるが、本場のものはフレッシュだという。「パルミジャーノ・レッジャーノ」はチーズの王様。長期熟成するほど味に深みが出る。イタリアのある地方では、このチーズを担保にお金を借りることもできるという。荒牧はこのスーパーで約7000円分を購入。荒牧さんお気に入りのバールは「ボッティリエリーア76」。ナポリには「カフェ・ソスペーゾ」という文化があり、誰かのためにコーヒー代を前払いする文化がある。ナポリの人にとってコーヒーはみんなで楽しむ大切なものだからだという。