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「ヘッドマウントルーペ」 のテレビ露出情報

有楽製菓は35円のブラックサンダーで154億円を売り上げる。その売上を叩き出すために購買者の心をワクワクさせる戦略があった。河合社長は入社時に感じたことにバレンタインデーでチョコ菓子を製造しているのに有楽製菓のチョコの売上が1番ではなかったことに驚いた。それに対し社員はバレンタインは街のショコラトリーなどが売れるため、コンビニやスーパーで売っているものが売れるわけではないと言ったという。しかしその発言になにかすればいいのでは?率直に思ったという。ブラックサンダーを使ってバレンタイン戦略をするとなった際に、ブラックサンダーがまず本命チョコに使用されるわけがないということを1番に思ったという。義理チョコとわかるものならそう言ってしてしまい、他と一線を画そうと「一目で義理とわかるチョコ」を宣伝文句にした。そこで新宿にブラックサンダーの自動販売機を設置しブラックサンダーを無料で手に入れることができるキャンペーンを行った。義理チョコの素としてブラックサンダー3本と、義理チョコシール、そのお作法を手に入れることができるものだった。SNSで誰かが発信したことでこのイベントが盛り上がり話題に。また東京駅には義理チョコショップを期間限定でオープンし、パッケージも期間限定で変更した。またこうした商品を打ち出したことにより、バレンタインに対して世の中の流れが変わったという。ブラックサンダーが義理チョコというポジションを確立してからというもの、義理チョコに対する風当たりが強いと感じ、そのイベントをこなさなければいけないという義務感がすごく嫌なものだとネガティブに捉えられていると思ったという。そこで義理チョコを一辺倒に謳うのではなく、別の切り口で提供していこと考えた。2021年に実施したバレンタインのイベントがそれもありでしょ?バレンタインと打ち出した。
それもありでしょ?バレンタインと打ち出した有楽製菓。そのキャンペーンで販売したのが下駄箱付ブラックサンダー。バレンタインデーではチョコが入っている定番といえば机の中か下駄箱。その下駄箱にチョコレートを入れて自分の下駄箱にチョコレートが入っているという思いを体験してもらおうと考えた。また告白練習用マネキンを販売し、女性にも男性にも練習ができるように2パターンを用意し、逆にもらったという練習もしても良い。さらに、自身がプレゼントだと主張できる人間用特大リボンを販売した。さらに2月14日は煮干しの日ともあって煮干しも販売した。他にもブラックサンダーマフラーなどを販売。こうしたイベントでユーザーをワクワクさせてきた有楽製菓。2023年には過去最高額の売上に。
河合さんはブラックサンダーのバレンタインデーイベントの商品は売れ残るとは思っていたが下駄箱は数時間で売れてしまったという。またSNSは欠かせないツールだと答え、SNSで話題にしてもらうことで商品を思い出してもらう瞬間が生まれるという。また今年も企画はしているがまだ話せないと答えた。

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