人材派遣会社の代表が約1億円を脱税した疑いで、東京国税局から刑事告発された。刑事告発されたのは、東京・江東区の人材派遣会社「ベストサービス」と越川勝代表。越川代表は、2021年8月までの1年間に100人分を超える架空の給料を計上したうえ、2022年には所得を一切申告せず、約2億4200万円を隠して法人税と消費税あわせて1億円あまりを脱税した疑いが持たれている。不正に得た金は、競馬などの遊興費や投資に充てていたという。越川代表はFNNの取材に対し「修正申告し、納税もほぼ済ませております」とコメントしている。