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「ベニ・ハッサン遺跡」 のテレビ露出情報

最初のテーマはマジシャンが消したもの史。これまでに幾多の品々を消してきたマジシャンだが、人類が初めて物を消したのは紀元前2500年代のこと。この時代に誕生したのが器に入れた石を消すマジックだ。このマジックは数千年を経て江戸期の日本に上陸し、大人気に。明治維新後には市中に奇術書も出回り、明治から昭和初期にかけてみかんやコップ、ハンカチと消えるものがグレードアップ。大戦を経た1960年代に入るとマジックの定番であるハトが消えるマジックが披露されるようになった。詳しい年代は不明ながら、人体消失マジックが始まったのも昭和の頃。昭和の終わりも近づく1980年代になると、ジークフリート&ロイやデビッド・カッパーフィールドといった有名マジシャンたちがゾウや飛行機、挙げ句は自由の女神といった巨大な品々を消すように。
しかし、ここにきてマジシャンたちは「もう消せるものがない」という問題に直面。そこで、マジシャンたちはキャラの強さで勝負するようになる。1988年には「ハンドパワー」で知られるキャラ強マジシャン・Mr.マリックが登場。彼を皮切りにトランプマンやナポレオンズなどのキャラ強マジシャンが続々登場するようになり、1980年代はキャラ強マジシャンが隆盛を極めた時代となった。
しかし、2005年になるとこうしたキャラ強マジシャン時代に風穴を開ける男が登場する。マジック界の革命児・セロである。セロは街中にある弁当からエビフライを消すなどのストリートマジックで名を馳せ、消失マジックを華麗に復活させた。そして、令和になると様々なマジックグッズが登場し、全国民が消失マジックを行う大消失マジック時代に突入している。

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