店員の負担を減らすため導入された椅子。海外ではすでに当たり前とされてきたレジの接客で座ること。プロクライマーとして世界を巡る中そんな光景を見てきた野口啓代。今さまざまな業界で長時間の立ち仕事を見直す動きが。今年5月、立ち仕事をする従業員らが厚労省に要望書を提出。椅子の設置促進に向け実態調査が進められている。東京・港区のカフェバー「SLow Page」では立って作業を行いつつも椅子に座って接客。立ちっぱなしだった時は腰痛に悩まされていた大垣交右副店長。今は一度も痛むことがない。接客面でも椅子の導入に期待を寄せている。
住所: 東京都江戸川区臨海町2-3-3