新宿区・新宿三井ビルディングに入っている会社対抗ののど自慢大会に密着。普段サラリーマンが憩う広場はきのうの夜は全く違う光景に変わっていた。第46回 新宿三井ビルディング会社対抗のど自慢大会は、会社員の余興と侮ってはいけない。歌唱力などパフォーマンスは超本格的。そこには負けられない戦いがあった。三井不動産 ビルディング本部の川田友梨主事は、のど自慢大会の目的について「テナント様が楽しんで人々が交流していくことが目的になっている」と話す。2日間に行われる予選には44社75組がエントリー。コネクティは去年6月に入居したので初出場。エントリーしたのは営業マンの伊藤規真さん。2か月前から本格的なボイストレーニングをしていた。挑戦する曲はMISIAの「逢いたくていま」。実はこの会社の服部恭之代表取締役社長はメジャーデビュー経験もあるバンドマン。今週水曜、いよいよ予選が始まった。出場者はもちろん、同僚の応援にも熱が入る。この大会ならではの応援が派手な紙吹雪。紙吹雪の量が多く口の中に入り歌いづらくなってしまう人も。自治は書類などをシュレッダーに掛けた紙くず。まさにビル全体が一丸に。アフラック小幡さんは海援隊の贈る言葉を歌うといい、うちの家庭は結構もう崩壊モードで、かみさんは家を出ていき長男と次男が心はバラバラだったが、配属先は同じ三井ビルになったので長男に向けて贈る言葉だと話していた。一方、ウィルオブ・コンストラクションの新入社員の青島広美さんは、度胸試しで挑戦することに。そして2ヶ月間ボイトレを頑張った伊藤さんが登場。決勝進出者の発表で、伊藤さんが選ばれた。一方新入社員は名前が呼ばれず無念の予選落ち。
決勝当日の朝、伊藤さんはいつも通り仕事に励んでいたが、昼休みになるとボイストレーナーの篠田先生に電話。アドバイスを貰い準備万端。午後6時、のど自慢大会 決戦。予選を勝ち抜いた29組がフルコーラスを披露。驚くほどハイレベうな戦いになり、夏フェス会場のような盛り上がりに。前回王者・カプコンの山本亮治は貫禄の歌いっぷり。ボルテージも最高潮に達するときにいよいよ伊藤さんの出番。