航海初日、広島港ではベルーガエースでは新車の積み込み作業を行う。船内では高さを変えることができるデッキがあり、無駄なスペースを無くす工夫がされている。積み込む車は降ろすことを考えてバックで駐車し、ドライバーが降りるのを確認して次の車が入ってくる。その作業は1台13秒くらいで1フロア約300台が約1時間で終了し、約2000台が積み込められる。その日の午後6時30分に出港。経費節約のため着岸は短時間で行う。翌日には中関港で2日間かけて約3000台の車を積み込む。車の積み下ろしをするチームは「ギャング」と呼ばれサイドミラーをみないで車を駐車していく。
フロアには穴が多数あり、これは車を固定するためのベルトフックを引っ掛けるものとなっている。最終的には通路も駐車スペースとして活用。車には降ろしやすいように順番を指定したカードを置き、ベルーガエースには計約5000台の車が積み込められた。
フロアには穴が多数あり、これは車を固定するためのベルトフックを引っ掛けるものとなっている。最終的には通路も駐車スペースとして活用。車には降ろしやすいように順番を指定したカードを置き、ベルーガエースには計約5000台の車が積み込められた。