首都圏を中心に相次ぐ闇バイト強盗。こうした状況を受け自宅の防犯対策に取り組む家庭が急増している。千葉市にある平屋の一軒家に住んでいる夫妻。家から電源を引かずに済む、ソーラー電源の防犯カメラを軒下に設置。さらに人が近づくと動くものに反応し人の声や警告音を鳴らすことができる。サッシにストッパーを取り付け、サッシが固定され家の中への侵入を遅らせる効果がある。全国で生活支援サービスを提供するベンリーコーポレーション営業企画本部・大川眞也さんは「防犯対策の依頼がすごく増えている。防犯カメラを設置してほしいとか、窓の防犯フィルムをしたり」とコメント。損害保険会社が30代から40代の子供がいる家庭の男女500人に行った調査では、置き配の放置など侵入されやすい家の特徴に当てはまる家庭は7割を超え、うち6割以上は防犯対策ができていないことが判明した。次に訪れた家は雑草が伸び放題。見通しが悪く空き巣に狙われやすい。見通しをよくするため雑草を刈り取り、さらに防犯砂利を利用。