米NBCテレビなどは9日、トランプ政権が米露首脳会談に合わせウクライナのゼレンスキー氏をアラスカに招く方向で協議していると報じた。ホワイトハウス高官は「トランプ氏は三者会談に前向き」としたうえで、「現在はプーチン氏が要請した米露首脳会談の準備を優先」などと伝えている。また米ウォール・ストリート・ジャーナルは、「ウクライナとヨーロッパが米にロシア停戦案に対抗する代替案を伝えた」と報じた。代替案は、ウクライナ東部の一方的な引き渡しを拒否し、完全に停戦したうえでウクライナ軍とロシア軍が同条件のもとそれぞれ撤退することを求めている。こうした中、ヨーロッパ各国首脳は9日「ウクライナの平和は当事者抜きで決めてはならない」とする共同声明を発表。