ここまでホームランと打点でリーグトップ。さらに56盗塁と歴史的シーズンを送ってきた大谷翔平。レギュラーシーズン最後の3連戦。舞台はクアーズ・フィールド。標高およそ1600メートルの高地にあり、気圧が低く空気抵抗が少ないため打球が飛びやすいことで知られている。。バッターに有利なスタジアムで迎えた第1打席。ショートゴロに倒れる。そのウラ、突如に試合が中断。その理由は、2塁ベースが以前に使用していた古いタイプと判明。大きくなった新しいタイプのベースと交換する。直近7試合、11打数・10安打。チャンスで迎えた第2打席。10試合連続ヒットとなるタイムリーを放つと完璧なスタートを切り、イチローさんを超える日本人最多の57盗塁をマーク。成功率の9割を超えている。この偉業にドジャースの公式 SNSも祝福。続く第3打席もヒットを放つと迎えた第4打席。今シーズン54本目のホームランは飛距離133メートルの特大弾。この3ランで打点と得点の両部門で130以上をマーク。この記録はドジャース124年間の球団史の中でも2人しかいない。この日は4安打と打率を3割9厘まで上げ、3冠王も現実味帯びてきた。残りは2試合。