アメリカ政府高官は15日、イランとの戦闘終結に向けた覚書について、アメリカ側はトランプ大統領とバンス副大統領が、イラン側はガリバフ国会議長が署名したと明らかにした。G7サミット出席のためフランスを訪れているトランプ大統領は19日予定のスイスでの署名式典を経てホルムズ海峡が完全に開放されるとの認識を示した。2月の武力衝突以降、イランはホルムズ海峡を事実上封鎖し、アメリカ軍はイラン側の船舶を抑え込む逆封鎖作戦を断行した。この影響で今もペルシャ湾内に日本関係船舶38隻が留まっている。アメリカ政府高官は合意内容が24~48時間後に明らかにされる見通しだとし、60日間通航料が無料で開放されると明記されていると強調。一方、イラン外務省の報道官は航行の安全確保などのためイランとオマーンがサービスを提供し料金を徴収するとしており、認識のズレが生じている可能性がある。
