ペルーの標高2430mにあるインカ帝国の「マチュピチュ」。15世紀の半ばに建造されたこの遺跡は石で作られた住居や段々畑、水路までもが整備された天空の都。人が住むには不便な山頂という立地になぜこのような都市が作られたのか。答えは「尾根に建築資材が豊富にあったから」。住居を建築する際に積む大量の石が山の尾根部分に存在し、当時石の運搬法や割る技術がなかったためその場にあったものを拾い集めて利用した結果、都市が誕生したという。
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