- 出演者
- 所ジョージ ビートたけし 岩田絵里奈 倉田真由美 出川哲朗 山本浩司(タイムマシーン3号) 関太(タイムマシーン3号) 浮所飛貴(美 少年) 櫻井優衣(FRUITS ZIPPER)
ちょっと笑える!?ポンコツ映像を紹介。
- キーワード
- インドネシアテネシー州(アメリカ)中国
本日はポンコツさん大集合SP。タイムマシーン3号と出川がたけしのイタズラを受けた。
ペルーのホルヘ・チャベス国際空港の職員が1人の男性に目をつけた。男性はパリに遊びに行くと言うわりにエッフェル塔の名前すら知らない。カバンの生地に穴を開けてみると合計2.5kgのコカインが出てきた。男性はコカイン密輸の現行犯で逮捕。最長で懲役15年の刑が科せられる。
チリのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港ではボリビアからやってきたフェースシールドを着けた男性2人に職員が目をつけた。不法就労目的での入国がバレた男性たちはボリビアへ強制送還された。
コロンビアのボゴタ国際貨物ターミナルでは麻薬取締官と約3000人の職員、麻薬探知犬が目を光らせている。麻薬取締官はアルミ製の小さな棚に目をつけた。麻薬探知犬の反応はなかった。X線検査にかけるとアルミ管のフチが厚かった。穴を開けると液体が出てきた。液体からはコカインの陽性反応が出た。
チリのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港ではロンドンからの便で到着した老紳士に職員が接触。
チリのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港ではロンドンからの便で到着した老紳士に職員が接触。老紳士のスーツケースから怪しい錠剤が山ほど見つかった。
ヨーロッパ旅行から帰ってきた老紳士のスーツケースから怪しい錠剤が見つかった。錠剤は合成麻薬だった。全部で2万7122錠もあった。この年のチリの税関史上最大学、約136万ドル分の麻薬が発見された。男性は麻薬密輸の罪で最大15年の懲役が科される。
- キーワード
- チリ
ペルー南部、チリとの国境にあるサンタロサ国境検問所では旅行で訪れたという女性のカバンに職員の目がとまった。X線で調べたところ、大量の札束が入っていた。ペルーに1万米ドル以上の現金を持ち込むには申告が必要。1万1000ドル以上持っていると白状したが実は9976ドルでギリギリセーフだった。
- キーワード
- サンタロサ国境検問所チリペルー
コロンビアとベネズエラの国境にかかるシモン・ボリバル国際橋も密輸の温床となっている。職員が赤ちゃんを抱いた1人の女性に目をつけた。バッグを調べると肉が入っていた。近年、コロンビアでは物価の安いベネズエラから肉を持ち込み転売する者が後を絶たないが、衛生状態が悪く健康被害を起こすなど社会問題となっている。
浮所は「見つける第六感、感性の鋭さにビックリしました」と言った。
- キーワード
- デヴィ・スカルノ
スロベニアのロックバンド・ライバッハ。軍隊を連想させ、毒のあるパフォーマンスと攻めた楽曲で一部に熱狂的なファンがいる一方、多くの国からやばいバンドだと危険視されている。また、ライバッハは既存の曲を彼ら流にアレンジするのも得意。そんなライバッハに北朝鮮がライブをオファーした。MVの監督が北朝鮮にパイプを持っていた。この出来事は世界中で報道された。平壌国際空港に着くなり、ライブで使う映像が入ってハードディスクを没収うされてしまった。一行はライブを行う烽火芸術劇場へとやってきた。北朝鮮のスタッフに機材の発注を行ったが、何も用意されていなかった。時間がないからリハーサルは1回で終わりだと言われた。
ライブ前日、朝からプロモーション用の撮影が行われた。北朝鮮の通訳兼コーディネーターは背景やアングル、衣装まで北朝鮮のイメージが悪くならないよう注意を払った。最終リハーサルが始まった。ライバッハは今回のライブで北朝鮮の大ヒットソング「行こう 白頭山へ」をアレンジして披露するつもり。北朝鮮の検閲官にオリジナルのまま歌え、もしくは演目から外せと言われた。ライブで流す映像は爆発シーンは変更するよう言われた。ほとんどが検閲に引っかかり使えるのは9曲だけに。ライブ当日にも映像の修正を求められた。
スロベニアから北朝鮮にやってきたライバッハがライブを行った。全く盛り上がっておらず、中には耳をふさぐひとや理解に苦しむ人も。ライバッハのライブ史上最も大人しくノリの悪いものになった。
北朝鮮ってこういう国なんだなというのがすごくわかったと倉田は言った。
中国・四川省に建設された都会でも緑に囲まれて暮らせるマンションを紹介。夏に蚊が大量発生して、10世帯を残して引っ越してしまった。
- キーワード
- 四川省(中国)
イギリス・ロンドンにある37階立ての上に向かって広がる話題のビルを紹介。ガラスに太陽光が反射して近くに駐車中の車や自転車を溶かしてしまった。
- キーワード
- ロンドン(イギリス)
アメリカ・ワシントンD.C.の小学校に設置されたリンカーン元大統領像を紹介。ことしは猛暑続きで熱が蝋の像に蓄積して溶けてしまった。
今から約65年前、アメリカ軍はものすごい作戦を開始した。北極圏の氷の下に秘密基地を作るというもの。第二次世界大戦後、冷戦時代、世間はソ連の方がアメリカより優っているのではないかと噂した。そんな中、アメリカはソ連との戦争に備えて両国の中間に位置する島グリーンランドの氷河の中に秘密基地を建設する作戦を考えた。グリーンランドはデンマーク領だが、デンマーク政府にも詳細は伝えずこっそり建設しようとした。表向きは北極圏での研究のためとなっていたが、完成すれば核ミサイルが600機も配備される巨大なミサイル基地だ。氷の下にはトンネルが約4000kmも張り巡らされ、そこをミサイルが移動する計画だった。秘密基地を建設するのは氷の下約30mの地点。まずは約200人の居住スペースの建設から始まった。北極圏の夏は白夜のため、交代制で24時間連続で続けられた。建設開始から1年、移動式の小型原子力発電所が運び込まれた。映像では原子炉に使う燃料棒を作業員が防護服も着ずに手作業で扱っていた。
北極圏の氷の下30mの秘密基地の電力を賄おうと小型原子力発電所が運び込まれた。原子炉を設置した後に照射線量を測ったらとんでもない数値が出て慌てて周りを閉鎖したという。その後、鉛の壁などで防護し、なんとか再稼働できた。作業員たちは快適な生活を送れるようになった。当時のアメリカはソ連に対抗するため一刻も早く秘密基地を完成させたかった。1961年4月、ソ連がユーリー・ガガーリン少佐による人類初の有人宇宙飛行を成功させた。一方、秘密基地では核ミサイルが発射台に移動するためのトンネル工事が始まっていた。トンネル工事はトップシークレット扱いのため映像は残っていない。当時、秘密基地で働いていたという人物は自分で撮ったトンネルの写真を持っていた。建設が始まって7年後の1966年、アメリカはこの秘密基地を諦めることを決定した。断熱処理をしていたはずなのに温度が上がり、氷が溶けだした。そもそも氷河はゆっくりだが動いていて、真っすぐだったトンネルも徐々に変形して崩れ始めた。結局、秘密基地は封鎖することになった。その後、米ソ間の対立も終結し、1990年代には秘密基地も公になった。封鎖から約50年が経過した近年、秘密基地が大問題に。アメリカ軍は撤収する際に原理ソは持ち帰ったものの、核廃棄物などはそのまま放置していた。ぶ厚い氷の下なら大丈夫だろうと思っていたらしいが、温暖化の影響で氷河が溶け始め、今世紀末までには核廃棄物が海に流れ出てしまう可能性が出てきた。