約束の時間に、鈴木さんの自宅を訪ねた。この日は、裏に住む息子夫婦が仕事で不在のため、孫2人とご飯を食べる。一品目は、鈴木さんの畑で採れた高菜を使う。生の高菜は、シャキシャキとした食感とピリッとした辛さが特徴。下茹でしてアクを抜く。茎の部分は細めにカットし、葉の部分はざく切りに。ごま油を回しかけてフライパンで炒め、粉末だしとしょうゆで味付けし、5分ほど炒めたら、包丁で細かくしたいりごまを和えたら完成。二品目は、しょうゆなどに一晩漬けた鶏もも肉を電子レンジ専用の調理器で調理。両面に焼き目がついたら、鶏モモ肉の甘ダレ漬けの完成。三品目は、魚肉ソーセージと新タマネギ、牛肉を使う。フライパンに、魚肉ソーセージと牛肉をいれ、塩コショウで味付けして炒める。牛肉に火が通ったら、新タマネギを入れて炒めたら完成。最後は、孫たちとラーメンを一緒に作る。鶏ガラ塩ベースのスープに、麺を入れ、ハムとチャーシュー、海苔をトッピングすれば完成。ホウレンソウのおひたしも加えて、夕食が完成。高菜のゴマ油炒めは、高菜がシャキシャキで、高菜とゴマの風味がいいという。鈴木さん夫婦は、啓雄さんが経営していた駐輪場を秋子さんが利用していたことで出会い結婚。23年前に家を建ててからは、2人揃ってガーデニングにハマった。秋子さんは野菜を、啓雄さんは花を育てていて、自分が見ても楽しく、人が見に来ることもあり、喜んでくれるという。