ユニークなガイドさんがいるとのことで戦場ヶ原にやってきた。戦場ヶ原は約350種類の植物が自生している人気のハイキングコース。出会ったのは82歳のネイチャーガイドの玄梅正明さん。戦場ヶ原で修学旅行生やツアー客などの案内をしている。ゲンさんに戦場ヶ原を案内してもらう。サルは食料が少なくなる冬に若木の皮を食べることが多いという。サルオガセとは菌類と藻類が共生する地衣類の一種で木に付着して空気中の水分を吸収して育つ、漢方薬として使われることもある。戦場ヶ原では飛び跳ねることで、地中の水に振動が伝わる感覚を体感することができる。ホザキシモツケは下野国で発見され穂状に花が咲くことが由来。展望台からは標高2000mを超える山々を一望できる。ゲンさんにご長寿の秘訣を聞いてみると、ツアーに参加した子どもたちと歩くことだという。