6月に署名された覚書にはイランがホルムズ海峡の封鎖を解除することや、アメリカがイランへの海上封鎖をやめることなどが盛り込まれており、60日間の交渉期間を設けて最終合意を目指すとしていた。しかしホルムズ海峡の通航再開などをめぐる対立から攻撃の応酬に発展し、イランがホルムズ海峡を封鎖し、アメリカも海上封鎖を再開した。直接協議の目処が立たない中、交渉期間とされる16日を迎えたが、イランのアラグチ外相がアメリカが覚書に違反しており延長は必要ないと述べるなど交渉期間延長を求める声は上がっていない。覚書をめぐる合意は形骸化しており事態の長期化は避けられない情勢。
