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「マルマライ」 のテレビ露出情報

海峡を結ぶ鉄道は地元、マルマラ海にちなんでマルマライと名付けられた。しかし工事はいきなりつまずいた。ローマ帝国時代から栄えるイスタンブールの地中からは、貴重な遺跡が出土する。その度に調査が行われ、工事が止まった。海底トンネル担当の小山たちは緊張していた。潮が予測不能なうえ、荒れ方が凄まじかった。この不気味さに直面することになったのはシミュレーションが専門の伊藤一教と織田幸伸だった。2人に課されたのは潮流を正確に予測するプログラムを作ることだった。しかし実際の海峡は謎に満ちていた。一方、沈埋函の製造現場では100年耐えられるようにと性能を追求する日本に対し、そんな長時間は働けないと不満が上がりトルコ人技術者は次々にやめていった。お茶休憩の長さまで諍いの種になった。まとめ役のトルガ・プラックは仲間を引き止めていたがトラブル工事に、本当にできるのかと疑うようになっていた。着工から1年、工事は計画から半年遅れていた。工事が遅れれば総工費が跳ね上がっていく。発注元のトルコ政府からも「この工事はあと100年くらいですか」と遅れを遅れを指摘された。人一倍責任を感じていたのは現場リーダーの木村だった。地盤改良は硬い岩盤に阻まれ予定の100分の1しか進まなかった。ある日、木村を交代させろという本社のウワサを聞いた。小山は木村に知らせず交代の話を断っていた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年1月18日放送 0:45 - 1:30 NHK総合
新プロジェクトX〜挑戦者たち〜未完150年 悲願の海底トンネル トルコ海流との不屈の闘い
2005年10月、潮流予測担当の伊藤と織田が重大なヒントを掴んだ。黒海でき圧が下がると付近の界面が僅かに上昇。その勾配が潮の流れを生み時間差でボスポラス海峡に影響するのでは?そう考えうと潮が流れる謎の現象も説明できる。小山は国籍が入り交じる現場を「我々の目標はマルマライの完成ただ1つ。日本人もトルコ人もない。建設に力を注ぐ人は皆、マルマライ人です」という言葉[…続きを読む]

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