2024年10月、ブータンの1部リーグに出場し、2ゴールを決めたことが話題になった本田圭佑。世界で最も有名な現役の日本人サッカー選手の1人。本田が注目を集めるのはピッチの上だけではない。実はスタートアップを支援する投資家としても存在感を増している。本田は2016年にエンジェル投資家として投資活動をスタート。これまでに200社以上のスタートアップに投資した。そのうちの一つがクラウドファンディング企業の「マクアケ」。2019年のマクアケの上場によって大きな成果をあげた。米国の人気俳優ウィルスミスとともにファンドを立ち上げたことも。2024年新たに日本のスタートアップ企業へ投資する150億円規模の新ファンド「X&KSK」を立ち上げた。その投資先に決まったスタートアップが名古屋大学の中にオフィスを構えている。「クライフ」という名の創業6年目のNEXTユニコーン企業だ。創業者の小野瀬CEOは三菱商事の出身。名古屋大学工学部の教授だった安井と出会いクライフを立ち上げた。クライフの主力となるのが尿検査キット。尿の中に含まれるマイクロRNAを取り出し独自開発のAIで解析。今、最もホットな研究分野の一つ。本田は2024年10月にこのラボを訪問。10億円の出資が決まった。本田のファンドなどから調達した資金は世界進出に向けた研究開発などに充てられるという。
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