きょうから運用が始まったマイナンバーカードと運転免許証が一体化したマイナ免許証について、警察庁は利用者が免許証の情報を読み取る専用のアプリの一部に不具合が見つかったと発表した。マイナンバーカードのICチップに運転免許証の番号などを記録したマイナ免許証の券面には、免許証の有効期限などの情報が表示されないことから、利用者は専用のアプリで読み取って有効期限を確認したりレンタカーを借りる際に提示したりすることになっている。このアプリについて、警察庁は読み取った際に表示される免許証の画像の一部が正しく表示されない不具合が発生したと発表した。免許の種類の欄の普通自動二輪車と大型自動二輪車の表記が表示されなかったり、誤った情報が表示されたりしているという。一方で、この画像の下に記載されている文字情報については正しく表示されているという。スマートフォンのアプリはすでに修正されたということだが、パソコンのアプリの修正には数日かかる見通しだということで、警察庁はアプリを利用する際には文字情報を確認してほしいとしている。