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「マイロン・テーラー」 のテレビ露出情報

太平洋戦争の最中に行われた御進講で、昭和天皇が特に注目していたのが中立国の動向だった。それは松田にしても同じことで、開戦後に18ヶ国から宣戦布告を受けた日本は中立国との関係を強化すべきだと考えていた。こうした中立国の中でも日本が特に重視していたのがバチカンで、1942年5月に日本はバチカンと国交を樹立する。昭和天皇は「法王庁の反共主義と平和主義は我が国の国策とも重なる」と考えており、中立国であるバチカンが日本の戦争を終わらせる和平の仲介者となることを期待していた。一方のバチカンも日本が保有するアジアの広大な領土におけるカトリック信者の保護を目論んでおり、両者の関係はアメリカの反発を受けても揺らぐことがなかった。しかし、こうした外交の成果とは裏腹にドイツと日本は共に軍事面で大敗を喫し、戦局は大きく揺らいでいく。

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