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「マウントサックリレー」 のテレビ露出情報

右代啓祐は強化遠征のため、アメリカ・ロサンゼルスの住宅を一棟借りあげ日本から調理師を帯同させ、バランスのとれた日本食を毎食提供してもらっている。栗原秀文は味の素が行う「ビクトリープロジェクト」のリーダーで、食のスペシャリスト。阿部兄妹や羽生結弦、入江陵介などをサポートした。右代啓祐は東京五輪では2020年になってコロナ禍による延期が決まり、十種競技の参加標準記録が8350点となり、海外遠征でポイント獲得に失敗し落選した。栗原とは2021年9月にイベントで再会し、栗原はベテラン選手の復活サポート事業の社内向け企画書を作成し、会社のOKを取り付け新スタッフを招聘した。ヘッドコーチは石井和男、フォーム分析は柿木克之、コンディショニングは三富陽輔、栗原秀文は栄養面と強化全般を担当した。炙り出した課題は50項目以上。チームは右代が苦手としてきた100m走の強化に決める。スタートダッシュに拘り、練習時間の大半がスタートに割かれた。反復練習を毎日1時間半以上続けた。リズム感覚を研ぎ澄まし鋭敏な動きを身につけるため、音楽を取り入れた。毎朝コーヒー豆をミルで挽き、挽きたてを味わっている。2分間でどれだけの距離を伸ばせるかという練習はフォームを固めスタミナをつけるものである。十種競技は一度の大会でフルマラソン8回分のカロリーを消費するという。月、カリフォルニア州ウォルナットでマウントサックリレーに参加し、100m走で11秒73となった。5月25日に前橋市の国スポ種目記録会に参加し、11秒58となった。

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