渋谷駅から徒歩10分の場所にあるすき焼き「ちかよ」はカウンターで楽しむすき焼きとなっている。およそ1万円の肉を4分の1を超える安さで提案するのが特徴で、仕入れ値は肉だけを楽しむスタイルで実現したという。砂糖と醤油でシンプルに味をつけていき、「すき焼きセット」は2270円という値段となっている。卵かけご飯も絶妙となっている。売り上げは月600万円といい、オーナーの藤原さんは飲食店のノウハウはなかったものの、肉を焼く以外の工程はご飯を炊く・味噌汁を作ると言った工程のみだが、味噌汁は適量の水を逆算したことで味噌を丸ごと入れてだし・具材を合わせるだけで完成となるという。肉は1枚づつフィルムに入った作りであることから包丁を使うこともないのだという。人件費を削減しオペレーションを減らすことで人件費を削減することに繋がり2人で回すことが可能という。そして引き出しの中に箸などを入れてお客さんが取るスタイルにしたことで手間を減らした。その一方で肉が見栄え良く焼かれるように鍋は直径224ミリにこだわったという。卵は福島県の「マキシマムこいたまご」を使っているといい、とても濃厚な色となっている。SNS映えには徹底的にこだわるでSNSでの拡散を実現し、広告費用は浮いたという。「ちかよ」は藤原さんの母の名前だといい、ロゴも母の顔をイメージして作ったのだという。