小中千昭が関わった1988年の映画「邪願霊」を紹介。アイドルのプロモーションに密着した取材クルーが次々に怪奇現象を体験する内容で、所々に同じ女性が立っている。小中が幽霊像として想定したのは心霊写真だという。この映画が怖いと称賛してくれたのが後に「リング」の脚本を担当する高橋洋だった。
「小中理論」と呼ばれる恐怖演出を講義。1つ目は「幽霊に肉体感を持たせない」。1960~70年代にズームレンズが導入されたことで、襲われそうな女性を背中から追いかけるアングルが流行したが、小中は幽霊の主観はやめてくれと感じたという。肩越しのアングル「ナメ」もやってはいけない。幽霊が喋るのもNG。「呪怨」の清水崇監督は小中さんたちと同じことやったら目立たないと感じ、アタックしてくる幽霊を登場させたという。2つ目は「恐怖には段取りが必要」。ほんとにあった怖い話「霊のうごめく家」(1991年)を使って解説した。
「小中理論」と呼ばれる恐怖演出を講義。1つ目は「幽霊に肉体感を持たせない」。1960~70年代にズームレンズが導入されたことで、襲われそうな女性を背中から追いかけるアングルが流行したが、小中は幽霊の主観はやめてくれと感じたという。肩越しのアングル「ナメ」もやってはいけない。幽霊が喋るのもNG。「呪怨」の清水崇監督は小中さんたちと同じことやったら目立たないと感じ、アタックしてくる幽霊を登場させたという。2つ目は「恐怖には段取りが必要」。ほんとにあった怖い話「霊のうごめく家」(1991年)を使って解説した。
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