調査団が向かったのはイゾラドの目撃情報が7回も報告されているモンテ・サルバード。アマゾンでも最も上流にある集落の1つで、20年ほど前に開拓 された集落には10家族100人の先住民が暮らしている。ペルー政府はイゾラドが目撃されてからモンテ・サルバード監視所を設置していた。監視所にはイゾラドのものとされる弓矢が保管され、矢にはヘビの血が塗りこまれ、刺されば絶命してしまうという。集落にはイゾラドに襲われるも奇跡的に助かった青年がいて、命と引換えに胃のほとんどを腎臓の一部を失い、今でも悪夢に苛まれるという。
2014年6月、村民が撮影した映像では川の向こうからイゾラドが集落へと向かってきた。数は10人と目視でき、弓矢や槍を携帯していた。集落はパニックと化し、若い女性と子供たちは鍵がかかる監視所へと逃げこんだ。集落のリーダー敵ではない証として家々からバナナを掻き集め、進呈することにした。腰巻だけを身にまとったイゾラドは武器を置き、集落へと徐々に接近してきた。指笛で興味を引くと、イゾラドも指笛を吹き、動物のマネをするとイゾラドもマネをし始めた。
カヌーに乗せたバナナは川の半ばで止まったイゾラドのもとに届けられ、イゾラドたちは我先にとバナナを掴んだ。空になったカヌーは集落へと返され、返礼の品なのかイゾラドが使うナイフが置かれていた。この邂逅の後、イゾラドは家族を引き連れて集落へとやってきた。ペルーでは姿を見せるイゾラドのことをマシュコピーロと呼び、凶暴で野蛮な人間を意味する。また、集落の人々が話す先住民の言語はマシュコピーロにも通じることが判明し、意思疎通も図ることもできた。
2014年6月、村民が撮影した映像では川の向こうからイゾラドが集落へと向かってきた。数は10人と目視でき、弓矢や槍を携帯していた。集落はパニックと化し、若い女性と子供たちは鍵がかかる監視所へと逃げこんだ。集落のリーダー敵ではない証として家々からバナナを掻き集め、進呈することにした。腰巻だけを身にまとったイゾラドは武器を置き、集落へと徐々に接近してきた。指笛で興味を引くと、イゾラドも指笛を吹き、動物のマネをするとイゾラドもマネをし始めた。
カヌーに乗せたバナナは川の半ばで止まったイゾラドのもとに届けられ、イゾラドたちは我先にとバナナを掴んだ。空になったカヌーは集落へと返され、返礼の品なのかイゾラドが使うナイフが置かれていた。この邂逅の後、イゾラドは家族を引き連れて集落へとやってきた。ペルーでは姿を見せるイゾラドのことをマシュコピーロと呼び、凶暴で野蛮な人間を意味する。また、集落の人々が話す先住民の言語はマシュコピーロにも通じることが判明し、意思疎通も図ることもできた。