ガーナで日本食堂を営む香穂理さんに大量のごみの山が広がるスラム・アグボグブロシーを案内してもらった。スラム住民はプラスチックや缶を集めて売っていた。煙が出ている場所もあり、被覆しているプラスチックやゴムを燃やして中の銅線を取り出していた。有害物質で若くして命を落とす人もいるという。元アグボグブロシーの住民のリストさんは香穂理さんの店で宅配ドライバーとして働いている。25歳のエミリアさんは香穂理さんの弟子とも言える存在で、調理担当をしている。若くして6人家族を支えている。ガーナの富裕層が通う輸入品が充実したスーパーでは、オリーブオイルが1万円以上で売られていた。ヨーロッパなどからの輸入品は輸送費用で高騰しており、さらに税金は合計で21%だった。庶民はローカルマーケットで安く買い物していた。広島出身の尾香穂理さんは日本では水商売をしていた。30代で夜の仕事を辞めファイナルプランナーになった。学歴も肩書きもお金もなく不安が膨らみ、海外で挑戦しようと考えた。
