自動車などの大量生産に必要な型式指定の取得を巡って自動車メーカーなど5社で不正が明らかになった問題。国土交通省は愛知県豊田市にあるトヨタ自動車の本社に立ち入り検査に入った。トヨタは2014年以降、国内で生産中の3車種で試験データの不備が見つかったほか、生産終了の4車種でも衝突試験などを誤った方法で行っていたという。国交省は今後、同様に不正が明らかになったマツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの4社にも立ち入り検査を行うほか、安全性が確認できるまで不正があった車種の出荷停止を指示している。
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