マツダは国の認証試験の不正で出荷を停止していた2つの車種について国土交通省による基準への適合の確認を受けてあさって以降、生産を再開することを決めた。国の型式指定の申請に伴う認証試験で自動車メーカーなど5社が不正を行っていた問題でこのうちマツダは2車種の国内向けの生産を先月6日から停止していた。その後、国土交通省の調査で国の基準への適合が確認され、先月28日に出荷停止の指示が解除されたことを受けてマツダは山口県の防府工場であさってから広島県の本社工場では今月22日から対象の車種の生産を再開することを決めた。2車種の国内向けの月間の生産台数は合わせておよそ1700台で会社は取引先に対しては生産停止の間の影響を確認したうえで費用の負担などの対応を検討するとしている。マツダは「再発防止の取り組みを確実に実施し信頼回復に努めていく。納車が遅れているお客様にはできるだけ早くお届けできるよう努力していきます」とコメントしている。