山崎まさよしさんがライブツアーで「今日はあんまり歌いたくない」と発言しチケット払い戻しとなった騒動についてスタジオ解説。岡田さんは「ファンが猛抗議しているのは問題。また水戸の人も怒っているのかもしれない」などとコメント。山崎まさよしさんのライブツアー「YAMAZAKI MASAYOSHI ONE KNIGHT STAND TOUR 2023」は今年で10回目となる弾き語りのライブツアーで、今月9日の神奈川・座間市からスタートし全国で10地点、12月10日まで開催予定でそのツアーの2会場目が21日の茨城・水戸市民会館の公演での発言だった。山崎さんはライブで「きょうはお客さんと話しがしたい」「歌うのはしんどい」「気に入らないならチケット代返金しますよ」などと発言し、ファンが猛抗議するなど会場は騒然とした状況になったという。鈴木さんは、歌えないときはあると思うのでそれをエンタメに落とし込めたらよかったなどとコメントした。SNS上には「中身のない話しが続いた！」「払い戻ししろ！というファンと山崎さんがその場で口論になった」などの投稿があった。この日の公演はトラブル対応などもあり2時間半で8曲で終了した。ちなみに座間での公演では16曲を歌唱していた。「歌いたくない」という発言について、関係者は“今回はバックバンドなしで1人で歌い、トークを多めとする構成”だったという発言もあり、「山崎が“今日は歌うよりファンと会話を楽しみたい”と話していた」との投稿もある。菊地弁護士は、トーク多めとする構成を事前にアナウンスしていたかだが、事務所が予定していたものと違うものとなったとコメントを出しているためアナウンスしていなかった。そうするとチケットを買うお客さんは16曲くらいを歌うのが普通と思うのが契約内容のため法的には契約違反になりうる可能性があるとのべた。山崎まさよし公式HPでは事務所が、希望者へのチケットの払い戻しについて対応するとコメントを出している。
山崎まさよしさんは1971年滋賀県生まれで、95年「月明かりに照らされて」でデビュー、97年主演映画「月とキャベツ」の主題歌「One more time, One more chance」がロングヒットしブレイク。精力的な全国ツアーを行ってきたほか、全国各地のフェス・イベントへの出演、ミュージシャンとしてのセッション参加なども数多く、音楽ファンのみならず多方面から指示を得ている。2005年にはNHK紅白歌合戦に出演した。今回のライブにSNSでは賛否があり、見に行った人からは「トークしている山崎さんでも楽しめた。内容はつまらなかったけどね（笑）」というものや、「演奏にキレが無いし話しが不快すぎて午後6時半で退場した」などの投稿があり、見に行っていない人からは「山崎まさよしが『ライブがしんどい』って言うタイプではないことを知っているだけに心配です」という声や「最初からトークメインですと明示すべきでは」という投稿などがあった。今後のツアーについては、11月2日愛知・名古屋DIAMOND HALLで行われ残り8公演行われる。ちなみに過去にあった返金としては2016年11月、東京・両国国技館で行われた「CLASSIC ROCK AWARDS 2016」で世界2大ギタリストの1人、イギリスのジミー・ペイジ氏が演奏予定だったが当日ジミー・ペイジ氏が演奏しなかった。主催者は当初、イベントは成立していると返金に応じない姿勢だったが、その後「誰が演奏するのかについての認識の相違があった」とし希望者にチケット代の返金をしたという。