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「マヤ文明」 のテレビ露出情報

アメリカ・アリゾナ大学の猪俣教授。マヤの研究に携わること40年。今も発掘調査が続いている現地へ。自然の地形にしか見えないがここが遺跡の大基壇の上だという。大基壇とは人工的に盛り土して造成した巨大な壇。遺跡を見渡せる場所へ向かった。LiDARで見るときれいな長方形になっている。LiDARとは小型飛行機からレーダー光線を地上に照射することで広範囲にわたる測量ができる新技術。LiDARで測量された画像。長方形をした明らかに人工的な地形が浮かび上がってきた。これがアグアダ・フェニックス遺跡。巨大な基壇は南北1.4km東西400m。紀元前1100年頃から造られ始めた。マヤ文明最古かつ最大の人工建造物。中心部に2つある突起は盛り土をして造られたピラミッド。考古学者や地元村人たちが協力し発掘作業が進められている。地中から姿を現したのは床面。マールという粘土質の石灰岩で造られていた。雨季になって雨が降るとドロドロになるのを避けるために石灰岩の粉と石で床面を造った。当時の姿を推定し復元。アグアダ・フェニックスは沢山の人々が周りの村々から集まった共同の祭祀場だという。中心部からマヤの世界観を象徴するものが見付かった。それはヒスイ。儀礼のハイライトで貴重なヒスイを埋めたのだろう。ヒト型のヒスイ。顔には目・口・腕・足。ワニ型のヒスイ。大地は巨大なワニの背中だとマヤの人々は信じてきた。調査を進めると人々がヒスイを埋めた場所に秘密が隠されていたことが分かった。それを解き明かすのは遺跡の中心にある2つのピラミッドと細長い基壇の位置。土を盛り上げて造った紀元前のピラミッド。後の時代の石造りのピラミッドとは違い丘のようにも見える。その頂点は細長い基壇の中心を結んだ直線。その延長線に太陽が昇る日があるという。それは2月24日。2月24日は乾季の中頃にあたる。古代マヤの人々は太陽の動きを観測し一年の行事を決めていた。正確な暦を作り2月24日に集まって儀式を行った。そのために巨大な基壇は築かれた。祭祀のための巨大な建造物は人々が力を合わせ造り上げることから始まった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年4月13日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本おはWORLD
メキシコ南部のユカタン半島を一周する総延長2500km以上の計画のマヤ鉄道は2020年から工事が始まり現在はほぼ半分が開通している。マヤ鉄道の内部は沿岸の海をイメージしたデザインで売店ではお酒やお菓子が買えて今後食堂車が導入予定だと紹介。鉄道は最高時速140km程で開通している950kmを結んでいる。マヤ鉄道はメキシコ大統領肝いりの国家プロジェクトとして進め[…続きを読む]

2024年1月26日放送 3:30 - 3:35 NHK総合
巡る世界絶景(巡る世界絶景)
中米・グアテマラにあるマヤ文明のティカル遺跡を映像で紹介。9世紀後半に突如衰退に見舞われたマヤ文明、その原因は今も明らかになっていないなどと伝えた。

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