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「マユグロアホウドリ」 のテレビ露出情報

南大西洋・フォークランド諸島、南極からの寒流と赤道からの暖流がぶつかるため栄養が豊富で多くの生き物を育み、とくに5種類のペンギンが繁殖する世界有数のペンギンの王国として知られる。ミナミイワトビペンギンは鋭い足のツメで急な斜面も力強く上り海近くの断崖で子育てを行い、白と黒の模様が特徴のマゼランペンギンは入江の近くで子育てを行う。ジェンツーペンギンはヘアバンドのような頭の白い模様とオレンジ色の足が特徴。ジェンツーペンギンはオスもメスも毎日海に出ているため日中はヒナたちだけで過ごし生まれて2カ月目まではモコモコしていて約100日くらいで独り立ちする。
ジェンツーペンギンはヒナのために海と陸を往復し続ける。朝5時過ぎ、エサを求めてジェンツーペンギンが約1万羽集まった。ジェンツーペンギンはペンギンの中でも1・2位を争うスイマーで長い翼を活かした推進力が特徴で得物は魚やイカなど種類の多さペンギンの中でも多く、水深約180メートルまで潜ることができる。
2頭のオタリアがマゼランペンギンを追いマゼランペンギンが地面を這いながら逃げようとするも餌食となった。こうした場面で身を守るためにジェンツーペンギンの俊敏性が生きるという。2月上旬親鳥がヒナに強靭な走りを受け継ぐ訓練「呼び出し給餌」を行った。訓練はヒナが1人立ちするまで1カ月ほど行われる。「呼び出し給餌」では走ることだけでなく待つこともしながらヒナたちを鍛える。
2月中旬、この時期の呼出給餌には海へと導く目的がある。2月下旬、ジェンツーペンギンは子を海に連れ、ヒナを無理には海へ誘わず辛抱強く待つ様子が見られ、何回もの呼出給餌でヒナを海に入れるようになった。数日後親が狩りに出た後海で泳ぐ練習をするヒナたちの姿がみられた。常に走るぬくことで天敵から身を守り、親鳥は走るという最大の武器を受け継がせるため厳しさとやさしさを持ってヒナを鍛えた。

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