26日開会となるパリ五輪まで12日となっている。五輪のエンブレムは金メダルと聖火、フランス革命と国民の象徴であるマリアンヌの顔を一体化させたデザインとなっている。また、マスコットはフリージュで、フランスの自由の象徴であるフリジア帽がモデルとなっている。開会式はセーヌ川で行われ、選手団は94のボートに乗船し、多くの観客が無料で観ることができるのが特徴。日本の旗手はブレイキンの半井重幸選手とフェンシングの江村美咲選手が担う。馬術と近代五種はヴェルサイユ宮殿を舞台に行われ、ビーチバレーとブラインドサッカーはエッフェル塔スタジアムで行われる。五輪のメダルはフランスの国土の形となる六角形があしらわれ、裏面に勝利の女神ニケが描かれている。パラリンピックのメダルも同様に六角形があしらわれ、裏面にはエッフェル塔が刻まれている。LVMHグループ「シェリーメゾン「ショーメ」」が手掛け、エッフェル塔だった金属が材料には使われている。