ドジャースの大谷翔平選手がきょうのパドレス戦に先発登板することが、きのう球団SNSで発表。マウンドに上がればドジャース移籍後初、エンゼルス時代以来663日ぶりの二刀流復活。街で取材中、大谷ファンが課長に確認し、その場で試合に合わせて休みの取得に成功。カタールを拠点とする中東メディア「アルジャジーラ」まで大谷選手のドジャース投手デビューを伝えるほど、注目の高さが伺える。2年前、右肘を痛めて2度目の手術を行った。ドジャース移籍1年目となった昨シーズンは打者に専念し、54本塁打、59盗塁の活躍を見せる中、慎重にリハビリを重ねてきた。先月からは実戦形式の登板を3度、徐々に球数を増やし前回は44球。大谷は「十分試合で投げるレベルには近づいてるかな」などとコメント。当初は来月のオールスターゲーム以降を予定していた二刀流復活の大幅な前倒しには大谷選手の意向もあった。ロバーツ監督は会見で、3イニングのライブBPは体への負荷が大きいので、その球数を公式戦で使う結論に至ったと説明。この会見前に行われた試合で大谷選手は25試合ぶりの3安打。ドジャース5-4ジャイアンツ。きょうの復帰登板では1イニングを予定しており、ロバーツ監督は打者としての出場も明言。