- 出演者
- 片岡信和 玉川徹 羽鳥慎一 草薙和輝 齋藤寿幸 越直美 長嶋一茂 松岡朱里
オープニングが流れ、羽鳥アナウンサーら出演者が挨拶をした。
ある日ケージの上で休んでいたヨウム。すると、おもむろにAIスピーカーに話しかけ音楽を流す。そして、別の日には飼い主さんが音楽をかけるよう頼むと今度は飼い主さんがかけた曲をストップ。なぜヨウムは音楽をかけたりとめたりするのか!?
ヨウムのヒトちゃん。ヒトちゃんはなぜ音楽をかけたり止めたりするのか。横浜小鳥の病院の海老沢和荘院長は「飼い主さんのマネをしてAIスピーカーの使い方を理解した。自分の声に反応することが楽しくて音楽をかけたり止めたりしている」などコメント。ほかにも明日の天気を聞いたり、音楽の音のボリュームを変えたり、「朝〇〇時に起こして」と頼むこともあるそう。
消費者から次々に上がる悲鳴。23区内の賃貸マンションの平均家賃が3カ月連続で最高値を記録。ファミリー向けの賃貸は25万円台に迫る勢い。東京・江東区木場駅徒歩2分、築44年の2LDK。もし今貸し出すなら約20万円になるという。
東京都は子育て世帯やひとり親家庭などが手頃な価格で安心して住むことができるアフォーダブル住宅を供給へ。枠組みは東京都と民間企業がそれぞれ100億円を出資してファンドを作り、マンションや戸建てに投資をして供給するもの。2026年度から順次供給されるという。対象は広く募集するということだが、子育て世帯を優先。家賃は相場の2割程度安く、約300戸供給する。都営住宅は所得などの入居基準が厳しいため補えない世帯を支えるのが狙い。
今季55本塁打を放った大谷翔平。ここから始まる受賞ウィークではMVPやサイ・ヤング賞など日本人選手の受賞ラッシュが注目されている。
異次元の活躍を見せ、二刀流でワールドシリーズ連覇を果たしたドジャース・大谷翔平。取材を続けた「Full-Count」小谷記者が大谷のあるポーズにまつわる秘話を明かした。9月のオリオールズ戦。先発した山本が9回2アウトまでノーヒットノーランと圧巻の投球を披露。しかし降板後、オリオールズがサヨナラ勝ち。ドジャースは5連敗となり、チームの雰囲気はどん底に。翌日の試合開始前に打撃コーチが選手たちを鼓舞しようと「君たちはバーディーを狙わなくていい、パーでいいんだ」との一斉メッセージを送信したという。その直後、試合で大谷が見せたのは“パターを振るポーズ”。これがメッセージに対する大谷の答えだったという。小谷記者は「一気にチームがまた10月のポストシーズンに向けて状態を上げていったので、今年のチームを象徴するようなワンシーンだった」と話した。その後、調子を上げてワールドシリーズ2連覇へ。今季55本塁打を放った大谷。ワールドシリーズ開幕前日の練習では球場に響き渡る打球音。この練習では33スイング中14本の柵越え。普段は室内で練習を行っている大谷。すぐ近くには選手たちの仮眠室があるという。去年、ムーキー・ベッツは大谷の打球音について「ケージでの練習で彼は110マイル(約177km)ぐらい出している。ケージの中で彼は試合中よりも強い打球を打っているんだ」と話していた。今年、約156億円かけて改修したドジャースタジアム。ベッツからの苦情もあり仮眠室や室内練習場も改修。選手たちが試合によいコンディションで臨めるようになったという。
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- Full-countトロント・ブルージェイズトロント(カナダ)ドジャー・スタジアムボルチモア・オリオールズボルティモア(アメリカ)ムーキー・ベッツロサンゼルス・ドジャースロサンゼルス(アメリカ)ワールドシリーズ佐々木朗希大谷翔平山本由伸朝日新聞社
ワールドシリーズで3勝し、胴上げ投手となった山本由伸。「第7戦の後、山本は私にハグしに来てくれました」と語るのはドジャースの公式ラジオアナウンサーを10年以上務めているデイビッド・バッセー氏。遠征の際にはチームの飛行機にも同乗する。時にはヒーローインタビューで大谷の真横に立ちマイクを向けることも。自身のSNSには山本との写真も載せている。すぐ近くで取材を続けてきたバッセー氏が明かす山本が大活躍を遂げるまでの裏話。昨シーズン怪我から復帰した山本は地区シリーズ初戦で先発するも3回5失点でノックアウトされるどん底状態。バッセー氏は「キケが山本をカフェに連れて行きました。彼ら2人だけで通訳なし、野球について話して自信を持たせました」と明かした。ドジャースの同僚キケ・ヘルナンデスに励まされた山本は第5戦5回無失点でダルビッシュ有との対決に投げ勝った。先月、初の完投勝利をあげた際にはキケに深々とお辞儀と握手。ワールドシリーズ連覇を果たした際には試合後のセレモニーで山本がトロフィーを掲げようとするも持ち上げられず。そこで斜め後ろにいたキケがすかさず山本を支えた。キケが山本へ送った「愛してます」との日本語のメッセージ。バッセー氏は2人の友情が今年の山本の大活躍に繋がったという。
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- AP通信アフロアメリカンファミリー・フィールドエンリケ・ヘルナンデスゲッティイメージズサンディエゴ・パドレスダルビッシュ有トロント・ブルージェイズロサンゼルス・ドジャースロジャース・センターワールドシリーズ六本木(東京)大谷翔平山本由伸朝日新聞社
ドジャースの新たな守護神として活躍を見せた佐々木朗希。小谷記者は「キャンプの時から英語圏の選手の会話のなかにも自分から入っていったり、チームの中でもかなり可愛がられている。ポストシーズンを勝ち上がるうえでは佐々木投手の力が欠かせなかった」と話した。バッセー氏は「(パレードで)リリーフ投手たちはロウキを同じバスに乗せました。投手たちはロウキと同じバスに乗りたがっていました」と話した。すでに来シーズンに向けて動き出しているドジャースの大谷・山本・佐々木の日本人トリオ。大谷は「来年、次のリングをもらう準備は出来ています」と話している。
大谷翔平選手は本塁打55本で2位。奪三振は62。山本由伸投手は12勝8敗。防御率2.49。被打率は.183でメジャーで1位。このあと、シルバーフラッガー賞が発表される。大谷選手は候補になっている。山本由伸投手はサイ・ヤング賞の候補になっている。オールMLBチームには、大谷選手、山本由伸投手、カブスの鈴木誠也選手も候補。14日にはMVPが発表される。大谷選手が候補となっている。大谷選手の敵は怪我だけだろうという。今シーズンはリハビリイヤーだったという。
おととし、28歳の若さで亡くなった元阪神タイガースの横田慎太郎選手。脳腫瘍で倒れたあと、引退試合で見せた最後のプレーが、奇跡のバックホームとして印象的だったという。横田さんの奇跡を描いた映画が公開される。生前の横田さんも協力しているという。12年前の入団会見。横田慎太郎選手はドラフト2位で阪神に入団。21歳で脳腫瘍を発症。視力が回復しないままで見せた2019年9月26日のラストプレー。当時24歳。横田さんと家族の道のりを描いた2冊の書籍が映画化され公開される。横田慎太郎さんを演じたのは松谷鷹也さん。2016年の開幕戦。1軍での開幕スタメンとなった横田選手。翌年、目に異変が。脳腫瘍となった。医師に野球のことは忘れて下さいと言われたとのこと。12時間の大手術。全身の毛が抜け、16kg減。その後、育成選手として契約を結んだ。懸命なリハビリ。しかし目の状態は元に戻らなかった。24歳で引退会見。2軍としては異例の引退試合。1096日ぶりの公式戦となった。最後に見せた最高のバックホームだったという。2021年に映画化プロジェクトが始動した。秋山純監督は、生身のプレーを撮影したいと思ったという。松谷鷹也さんは、野球を向き合う日々を送った。トレーニングに打ち込んだ。横田さんとのリモート打ち合わせが実現した。横田さんからグローブが贈られた。横田さんの脳腫瘍は再発した。横田さんは公演活動に力を注いだ。神戸のホスピスに入った横田さん。施設では家族とともに穏やかな日々を送ったという。2023年7月18日、永眠。2023年10月、社会人野球クラブチーム「福山ローズファイターズ」に練習生として入団した松谷さん。昼間は映画のスタッフ業務をこなし夜は野球の練習をした。1日4時間のトレーニングで肉体改造をした。体重を94kgまで増量。そして撮影に臨んだ。
「奇跡のバックホーム」映画化の話題。横田さんと親交のあった長嶋一茂さんは「横田さんも天国で喜んでらっしゃる映画完成だと思う。VTRの中で公園のシーンが出てきて僕が勝手に解釈したのは病で闘うことと寛解を諦めないこと。この気持ちをずっと持ち続けることというのが横田さんなりの幸福感を得ること、余生はそういう手段になっていたのかなと。そこで自分が頑張ることによって、いろんな人たちが応援してくれるということが幸せなことだったと思う。そこの境地に行き着いたのかなという思いがした。彼が遺した最大の遺産。将来語り継がれるシーンを作ったということ。まさしく、これが奇跡のバックホームのシーン。スポーツ界にとって最大の遺産」などコメント。越さんは「印象的だったのは横田さんが亡くなられたあと阪神がリーグ優勝したときに横田さんのテーマソングの栄光の架橋が流れて、亡くなられたあともチームの中にもファンの中にも横田さんが生き続けているのだなと感じた」などコメント。玉川さんは「良い人生とは何か考える。長く生きられる人もいるし、短くしか生きられない人もいる。だけどそこは長いにしろ短いにしろ良い人生ってきっと人生を燃やし尽くすというか生ききるというか。そういうことができたら長さは短かったとしても良い人生って思えるんじゃないかなと最近思う。VTR見ても思う(横田さんは)生ききっているなと」などコメント。映画「栄光のバックホーム」は今月28日公開。
富裕層に増税を課し、公営バスの無償化や最低賃金の大幅な引き上げなどの政策を掲げ、ニューヨーク市長選で勝利したマムダニ氏。この結果を受けてトランプ大統領は「民主党は共産主義者をこの国最大の都市の市長にした。過去1000年を振り返ってみてくれ、共産主義は機能していない。対立候補は経済的な悪夢を提示している」などコメント。さらにマムダニ氏が当選した場合について「ニューヨークへの連邦資金を制限する」としている。マムダニ氏の勝利の背景とアメリカ国内で明らかになってきたトランプ大統領への逆風とは!?
アメリカの政治に詳しいジャーナリスト北丸雄二氏が紹介された。そして、番組ではLINEにて質問や意見を募集している。パネルコーナーはTVerやABEMAで見逃し配信中。
ニューヨーク市長になったゾーラン・マムダニ氏34歳。ウガンダ生まれインド系のイスラム教徒。7歳でニューヨーク市移住。父はコロンビア大学教授、母は映画監督。名門私立ボウディン大学を卒業。非営利団体で低所得者の住民を支援。2020年~ニューヨーク州議会議員。ニューヨーク市長選では当初マムダニ氏は無名だった。2月時点の民主党予備選では支持率は前ニューヨーク州知事のクオモ氏が33%という支持率のときにマムダニ氏は1%だった。そして支援団体の寄付金はクオモ氏が約60億円のところマムダニ氏は約15億円という状況だった。結果はマムダニ氏が50.4%、クオモ氏が41.6%、スリワ氏が7.1%。マムダニ氏が勝利し2026年1月1日に市長に就任する。共和党のトランプ大統領は「スリワ氏への投票はマムダニ氏への投票と同じ、クオモ氏に投票を。マムダニ氏が当選した場合、必要最低限の連邦資金しか拠出しない」などコメント。これに対してマムダニ氏は市長当選後「今夜逆境を乗り越えた。トランプ大統領よ我々の誰かに手出しするなら我ら全員を相手にすることになる」などコメント。トランプ大統領は共和党の敗因について「専門家によえrばトランプが出馬していないことと政府が閉鎖中だったためだそうだ」とSNSに投稿している。マムダニ氏の勝利の要因について北丸氏は「物価、経済対策のまずさで生活苦となった反トランプ派の人たちが何かやってくれるとマムダニ氏に投票」などコメント。
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- アンドリュー・クオモウガンダウーバーカーティス・スリワコロンビア大学ゾーラン・マムダニドナルド・ジョン・トランプニューヨーク市長選挙ニューヨーク市(アメリカ)ニューヨーク(アメリカ)ボウディン大学共和党民主党
トランプ大統領への不満。CNNの世論調査でアメリカの経済が悪いと答えた人が72%。そして、トランプ大統領の政策がアメリカ経済を悪化させているのだと考えている人が61%。民主党のニューヨーク市長選以外でも躍進。トランプ大統領の支持率、支持する人が37%、支持しない人が63%。マムダニ氏の主な政策は「家賃上昇の凍結」「家賃が安定した住宅の供給」「最低賃金の引き上げ」「公営バス・保育料の無償化」「公営スーパーマーケット 設立」「大企業・富裕層への増税」など。北村氏は「ルーズベルトの時代、世界恐慌の時代でもそうだったがみんなで分配していく。そうしないとこの格差社会が埋まらないよというのが今回の当選につながった」などコメント。
マムダニ氏当選の背景をみていく。1つは物価。コロンビア出身の移民でニューヨーク在住の学校教師のサイーダさんはシングルマザー、中間層だが最大の悩みは物価高と収入のギャップで物価上昇についていけないという。共感したマムダム氏の政策は住宅・交通の負担軽減、家賃を収入に見合った水準にして無料交通制度導入にも期待している。ニューヨーク市のアパート平均価格はワンルーム1カ月50万円で全米平均の2.5倍。食品価格は暮らしやすいとされるヒューストンで食パン500gは495円、ニューヨークは738円などとなっていて2019ネに帖25.2%上昇している。公共交通機関のり用コストは1人あたり年間約28万円、保育費はこども1人あたり年間最大382万円かかる。
ニューヨークから中継。在住のニューヨーク支局の小松氏は「日本の皆さんに実感を持ってもらうべく比べるとざっと物価は3倍、ニューヨークは全米でもトップクラスで他地域と比べても3割は高い印象。」とした。マンハッタンのミッドタウン再開発地区のスーパーマーケットを取材、 サンドイッチは市内で約1200円、テキサスでは700円、オレンジジュース(1.5L)は市内で約1150円、市外では650円ということ。バーカーさんはマムダニ氏に投票した一番の理由は自分と同じ理由で中間層出身ということがある、貧困層ではなく公的な支援を受けることはできないが裕福な人のように余裕のある生活はできず間にいる見えない存在だが中間層出身のマムダニ氏は苦悩をわかってくれると希望を見出していると話していたということ。
ニューヨーク市長にマムダニ氏が当選した背景について解説。中間層と富裕層で広がる格差があげられる。市内で働く人の年収の中央値は約1250万円、5年間で1%しか上昇していない。また、会社内でも大きな格差がある。マムダニ氏は労働者階級を助ける政策を掲げ当選した。政策の財源は高所得者への追加徴税と法人税の引き上げとしている。ニューヨーク市の富裕層はマムダニ氏が当選すればニューヨーク市から出ていくと何度も表明していたという。市では上位1%の富裕層が個人所得税週の4割超を占めており影響力は大きい。不動産業界からは不動産価格が半減しかねないとの声もでている。
ニューヨーク市長にマムダニ氏が当選した背景について解説。長嶋氏は「中間層に光を当てることに共感する人が多い」「ニューヨークに富裕層がいなくなることはないと思う」など話した。北丸氏は「富裕層はマイアミやテキサスに別荘を持っている、流れていく可能性はあるがニューヨークは魅力的なので不動産はとっておくだろう」など話した。またマムダニ氏も市議会に予算を通さなければならない。玉川氏は「アメリカで社会民主主義者が市長になることのインパクトは大きい」など話した。
