ウクライナ情勢を巡ってロシア国防省は南部・ザポリージャ州でウクライナ軍のクラスター爆弾の攻撃によって国営通信の記者が死亡したと明らかにした。大型の弾体の中に複数の子弾を搭載した爆弾「クラスター爆弾」は使用を禁じる国際条約もあるがウクライナ・ロシア・アメリカは批准していない。ウクライナ軍のクラスター爆弾使用はバイデン政権が供与し20日使用開始が明らかになっていた。また22日、独放送局・ドイチェ・ヴェレは取材中のドイツ人カメラマンがロシア側のクラスター爆弾の破片で負傷したと報じた。NATOの一部加盟国はクラスター爆弾の使用・供与に反対の立場を示しており今後の軍事支援にも影響を与えかねないとしている。