アメリカのトランプ大統領はNATOのルッテ事務総長と会談し、イラン情勢をめぐりヨーロッパからの支援が不十分だったとして不満を示した。来月にはNATOの首脳会議に出席する予定で、議論の行方が焦点となる。トランプ大統領は24日、ホワイトハウスでNATOのルッテ事務総長と会談し、イラン情勢をめぐって「彼以外が事務総長だったらきょう会わなかった。期待を裏切られたからだ」と述べた。そしてイタリアやイギリス、ドイツ、フランス、スペインを名指しして支援が不十分だったと不満を示した。トランプ政権はイラン攻撃の際、NATOの一部の加盟国がアメリカ軍による基地の使用を認めなかったなどと批判しているが、ルッテ事務総長は実際には多くのアメリカ軍機がヨーロッパから飛び立ったと理解を求めた。これに対しトランプ大統領は「われわれが欲しいのは忠誠だけだ。お金はいらない。われわれは忠誠を尽くし、いつも彼らのために戦っている」と述べて、各国に貢献を求める姿勢を改めて示した。来月にはNATOの首脳会議がトランプ大統領も出席してトルコで開かれ、イラン情勢への対応や加盟国の国防費の引き上げなどについて意見が交わされる見通しで、議論の行方が焦点となる。
