杉村太蔵発案の大会が開催された。杉村太蔵はテニスで国体優勝経験を持つ。25年のブランクを乗り越え、去年・今年と大会出場を果たす。以前、杉村は番組で「タイゾーテニスカップを作る」と述べていた。大会の舞台となる愛媛県はテニス王国。多くのテニスの国際大会を開催。大都市に負けない設備が整っている。愛媛県には道後温泉、松山城などの観光資源もある。杉村はスポーツ+観光のスポーツツーリズムを目指している。協賛したマルトモ・土居幹治さんは「何でもチャレンジできるという社風なので、太蔵さんの熱い情熱に乗っかり、一緒に生涯スポーツと地方創生をやろうということになった」、伊予銀行・檜垣知宏さんは「地方銀行は基本的に地元地域と運命共同体みたいなところがある。地域活性化みたいなことは根源的な課題・目標と捉えている」、伊予鉄グループ・松本圭介さんは「今後、大会が大きくなったとして、県外から来ていただいた場合に電車・バスをご利用いただける人が増えるのでは」と語った。マルトモ杯タイゾー毎日テニスオープンの出場者にも工夫。参加選手は男女ペア。タイゾーオープンは男女混合のミックスダブルス専門の大会。参加ペアの年齢にも特徴。合計年齢80歳以上でなければならない全世代の部というクラスを作った。杉村もプレーヤーとして試合に出場。ペアを組むのは元プロ選手の長野宏美コーチ。全世代の部では16組が4グループに分かれ総当たり戦を行う。各グループ1位のペアが準決勝に進出。杉村・長野ペアは準決勝進出へ。対するのは菅・平山ペア。菅亮輔さんは偶然にも杉村の大学時代の先輩。杉村・長野ペアは惜しくも準決勝敗退。閉会式で選手たちの健闘を称えたのは松山東高校の吹奏楽部。地元の人たちと選手たちが交流することが重要だとの思いから招かれた。一般の部優勝は岡村一成・恭香ペア。