動物の細胞を人工的に増やして作られる培養肉。培養クロマグロの開発に向けて動いているマルハニチロでは先週培養魚肉を食べる評価会が初めて開かれた。東京・江東区にあるマルハニチロの本社。そこに運ばれてきたのはウナギのかば焼きやキャビアもなど、培養技術によって作られた食材。開発したのはシンガポール発のバイオテック企業「ウマミバイオワークス」。2023年から、マルハニチロと培養魚肉の研究を行っている。この日は味や香りなどを評価する初めての官能評価会だった。培養キャビアについては「匂いはないけど後味はキャビアに近い」培養ウナギについては「少し硬さというか歯ごたえがあって完全に一緒とは言い切れない」と評価した。「ウマミバイオワークス」の強みはどんな魚種の細胞でも、培養ができる点。シンガポールの研究施設で魚から細胞を摘出し、培養液で細胞を増やし、大豆や小麦粉のような植物性タンパク質などと混ぜ成型する。日本では、まだ培養肉は食品として認められていないが、シンガポールやアメリカでは食品としてルールが整備され、流通しているという。2030年までに世界での市場規模は1400億ドル(およそ21兆円)にまで達する見込みで、その巨大な市場を日本企業も狙っている。
茨城県にある「マルハニチロ中央研究所」では培養クロマグロの製造を目指している。クロマグロの完全養殖を手がけ遺伝情報や魚体データなど、マグロに関するあらゆるデータを持っている。世界の人口増加による水産資源の不足が今後課題となる中、培養クロマグロを開発し国内外に売り出す技術を、いち早く確立したい考えだ。
茨城県にある「マルハニチロ中央研究所」では培養クロマグロの製造を目指している。クロマグロの完全養殖を手がけ遺伝情報や魚体データなど、マグロに関するあらゆるデータを持っている。世界の人口増加による水産資源の不足が今後課題となる中、培養クロマグロを開発し国内外に売り出す技術を、いち早く確立したい考えだ。
