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「マルヤ水産」 のテレビ露出情報

温暖化による海の異変、そこから生まれた難問にフーディソンのバイヤーリーダー・星野さんが挑んでいた。星野さんが向かったのは兵庫県香美町、いたるところにカニの姿があるカニの街。甘みの強いベニズワイガニが町の産業を支えている。3月下旬、この日はシケが続いていて競り場に並ぶカニはいつもの半分ほど。競り値がつり上がっていく。地元のカニ加工会社に務める駒居さん、高値になりすぎていつもの3分の1の量しか買えなかった。駒居さんの会社は港のすぐそばにある、街きっての水産加工会社「マルヤ水産」。しけや禁漁期は生産停止にせざるを得ない。そんな中、星野さんが仕掛けていたカニが運ばれてきた。約2年前から北海道えりも町などでオオズワイガニが大量発生するようになった、味は良いがブランドガニが多い北海道では売れにくく困っていた。そこで星野さんは、空いている「マルヤ水産」の加工場を見つけてカニを大移動させていた。これで従業員を休ませる必要がなくなり、ベニズワイガニと同じ工程で茹でるため新たな設備投資も必要ない。北海道のカニ漁師にも香美町の水産会社にもメリットがあるが、フーディソンはどうなのか。加工場では、カニをバラバラにし身を取り出していく。そして一つの甲羅に約2杯分の身を盛り付け、豪華な甲羅盛りに仕上げた。サカナバッカや魚ポチで売り出した所、大ヒット商品に。三方善しならぬ四方善し、これが星野さんの考えた海のパズルの解決法だった。

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