日本代表の中でも急速な進化を遂げてるのが100m背泳ぎS8の窪田幸太。窪田幸太は生まれたときから左腕に障害がある。これまでに自身が持つ日本記録を4度も更新している。去年行われた世界選手権では初出場で銀メダルを獲得した。松田丈志が窪田のもとを訪ね練習を見せてもらった。背泳ぎはバタ足と両足キックを交互に行っていた。片手で水をかくと次にかくまでにスピードが落ちてしまう。その間に両足キックをいれスピードを維持している。松田丈志が窪田の泳法に挑戦した。松田は「加速できてる感が全然ない。ここ泳ぎにアジャストするために、苦労したのか僕は身を持って感じた」などと話した。窪田が泳法を変えたのは2年前。国内大会で荻原虎太郎が窪田の日本記録を2秒縮め優勝。その時、荻原虎太郎がみせたのが今の泳法だった。窪田幸太の支えは「応援。応援してくれている方々の期待に応えたい。自己ベストをだして良い結果で終われるように頑張りたい」などと話した。