浜村凡平太は父親のことを”おやっさん”と呼んでいた。おやっさんの病気が進行するなか、浜村は手紙を認め、「大好きです」と綴った。後日、おやっさんから「芸人になるような奴だから、俺みたいな真面目な会社員は嫌いだと思ってた」と言われ、葬儀の喪主を頼まれた。翌月におやっさんはこの世を去り、浜村は葬儀の準備で泣く暇もなかったという。葬儀の前、頼まれていた喪主さえも満足に果たせそうにないと情けなさ、悔しさから涙を流すなか、「マンピーのG☆SPOT」のオルゴールver.が聞こえ、ピタッと涙がとまった。浜村は「お笑い好きになってよかった」と思えたという。