globeのKEIKOさん（51）がきのうJR大分駅前で行われたイベントに出演した。KEIKOさんが最後に姿を見せたのは2009年8月の「a-nation」で、公の場に姿を見せるのは14年ぶり。5時間の緊急手術を経て今なお続く闘病生活中のKEIKOさんが歩みだした復帰への道。裏側にあったのは“歌うこと”への諦めない気持ちだった。1995年、小室哲哉さんのユニット「globe」のボーカルとしてデビューし、最大のヒット曲「DEPERTURES」は売り上げ230万枚の大ヒットを果たした。その後もミリオンヒットを連発し、平成を代表するアーティストとして活躍した。プライベートでは2002年に小室さんと結婚したが、2011年くも膜下出血で救急搬送された。一命はとりとめたが高次脳機能障害と診断され、音楽活動ができなくなった。KEIKOさんは当時のことを「母の名前にある字が書けなかった」と話している。12年に及ぶ闘病生活の間に小室さんと離婚。ここ数年は地元の大分県で療養していたという。去年11月、マーク・パンサーさんがパーソナリティを務める大分のラジオ番組に生出演し、ことし1月からはこの番組にレギュラー出演している。音楽活動再開に向け、ボイストレーニングを始めたという。「Can’t Stop Fallin’ in Love」を課題曲にリスナーが歌唱力を競うコーナーではアドバイスもした。約2時間のイベントの最後にKEIKOさんとマークさんは「30周年は何かやりたいね」などと言った。