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「ミュンヘン五輪テロ事件」 のテレビ露出情報

パリ五輪開幕が直前に迫るフランス・パリ。毎年恒例の花火大会もことしは1世紀ぶりのパリ開催を祝う五輪特別プログラム。エッフェル塔前の式典会場は観客席とモニターの設置が完了。急ピッチで進められていた開会式の準備。パリ市民の女性のアンバーさんは、自宅が特等席になってしまったという。アンバーさんの自宅はセーヌ川に浮かぶ船。居住用に改造された船で水上暮らしをする人はパリだけで1000人以上いるといわれている。入場パレードが出発するのは女性の自宅の目の前にある橋。スタート直後に見えてくるのは5年前の火災を乗り越え再公開を間近に控えるノートルダム大聖堂。世界三大美術館の一つ、ルーブル美術館。競技会場にもなるコンコルド広場やグランパレなどパリの心臓部を船で巡りながらエッフェル塔前の式典会場、トロカデロ庭園を目指す全長6kmの入場パレード。94艇の船で登場する選手は総勢1万人以上。開会式の屋外開催は五輪史上初めての挑戦。
街から聞こえてくるのは期待の声だけではない。大会期間中は警察官や憲兵、フランス兵など8万人態勢で警戒に当たる。2日前にはパリ中心部のシャンゼリゼ通りで男が警察官の首を刃物で切り付ける事件が発生。その後、男は射殺された。世界から注目されるオリンピックは歴史を振り返っても度々、テロリストたちの格好の標的にされてきた。5月には今大会のサッカーの試合を狙ったテロを計画した疑いで男が逮捕されている。
平和の祭典が脅かされる中、各国の首脳も出席する屋外での開会式をどう守るのか。本番と同じコースを船で走り、入場パレードに潜むリスクを独自に検証。マクロン大統領を輩出したパリ政治学院で安全保障を教えるギョームファルド教授が同行。川に面した建物などに危険人物が近づけないよう講じるのがセーヌ川沿いおよそ10kmに及ぶロックダウン。封鎖は開会式当日までの9日間続き、区域内の住民およそ2万人も影響を受ける。出入りには通行証とボディーチェック。2つ目の懸念は前代未聞の観客数。32万人以上の観客を監視するためおよそ8万人の警備体制に加え、不審な物や行動を検知できる数千台のAI搭載の監視カメラが活用される。最大の懸念が屋外の式典会場に集結するおよそ120人の首脳。開会式当日は半径150kmの空域で5時間以上にわたり飛行が禁止され、国内3つの国際空港も閉鎖される。飛来物の警戒に当たるのはわずか1機で、フランス国土の半分以上を監視できることから神の視点と称される軍用機。
空や地上のみならず当日は水中警備も実施。セーヌ川につながる下水道まで調査してきた。鉄壁とも感じる警備戦略だが、パリ政治学院・ギョームファルド教授は100%の安全はないと断言する。130人もの命が無差別に奪われたパリ同時多発テロ事件はパリがオリンピックの開催地に立候補してからわずか5か月後の出来事だった。グレゴリーさんが経営するラ・ベル・エキップもテロの標的となった。妻を含む21人が犠牲になった。東京大会の閉会式でオリンピック旗を引き継いだパリ・イダルゴ市長は開催への思いを「この街をおびやかす憎悪に私たちが対抗し続けていることを世界に示したいと思っている」と語っている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年3月19日放送 23:50 - 0:35 NHK総合
アナザーストーリーズ(オープニング)
今回はミュンヘン五輪テロ事件を特集。テロリストが選手村に潜入し、イスラエル選手団を人質にして立てこもったという事件だ。

2024年3月15日放送 22:00 - 22:45 NHK総合
アナザーストーリーズ 運命の分岐点(アナザーストーリーズ 運命の分岐点)
今回の運命の分岐点は1972年9月5日。オリンピックの選手村にパレスチナの過激派が侵入した時だ。テロリストはイスラエル選手団11人を人質に取り立てこもった。第一の視点はイスラエル代表選手のガド・ツァバリ。ガド・ツァバリはテロリストの拘束から間一髪で逃れたという。テロリストはコーチたちを拘束し、ガド・ツァバリも捕まったが逃げ出すことができ、アメリカのテレビ局の[…続きを読む]

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