歌手・永井真理子、1989年22歳のときに「ミラクル・ガール」が大ヒット。翌年にはバラード曲「ZUTTO」でNHK紅白歌合戦に出場。当時日本人女性では初の横浜スタジアム単独ライブを成功させた。ところが突如歌うことをやめてしまった永井真理子、知られざる人生を追跡。20歳でデビューし、26歳のときギタリスト・COZZiさんと結婚。出産を経て徐々に活動のペースを落としていった永井さん。その後、36歳で海外へ移住。当時6歳だった長男のことを考え、教育環境が充実したオーストラリアへ。音楽的にも新たな刺激を求めての移住だった。しかし、永井さんは歌をやめてしまった。さまざまな葛藤を抱え、音楽から離れた永井さん。10年間のオーストラリア生活を終え、日本に帰国してからも歌うことができずにいた永井さんを動かしたのは、ブログに集まった復活を願うたくさんのメッセージ。プリンセスプリンセス・岸谷香さんが背中を押してくれたという。ボイストレーニングを再開して半年かけて準備をし、新曲リリース、ライブの開催など精力的に歌声を届けてきた。