長野幸代が東京・足立区の老舗かばんメーカーを取材。来年に向けたランドセル商戦が始まっている。多い日には数十組の家族が訪れる。教科書だけでなくタブレットなど荷物が増える中でランドセルの軽さも選ぶポイント。このメーカーでは職人が一つ一つ手作業で丁寧に仕上げる。価格は6万円台から20万円近い商品もある。土屋鞄製造所の高橋夏生さんは、一生に一つのランドセルということでランドセルを選ぶ時間も思い出として楽しく選んでもらえたら嬉しいと話していた。一方でランドセルを買わない選択肢も。この春4年生になる子が使っているランドセルは、月額2970円のサブスクサービスで借りている。去年の2月から運営する大阪・中央区の会社では、1つを選ぶのが難しいという声からこのサービスが生まれたという。同じランドセルを2年間使い続けるとそのまま引き取ることも出来る。Rands 代表取締役の庄山理恵さんは、短期間に心身の成長、身長が伸びたとかものすごい大人っぽいものが持ちたくなったということがあるならば、サブスクでその時の環境とか親子の気持ちに寄り添える存在になれるのではないかと、と語っていた。
ランドセルメーカー33社が加盟する業界団体によると、ランドセルの語源はオランダ語のランセル。軍隊用のカバンに由来する。明治20年に都内では小型の通学カバンが登場。これがランドセルの始まりだと言われている。最近は地域の魅力をアピールするランドセルや自治体のオリジナルの通学カバンも登場している。北海道・小樽市は坂の街とも呼ばれている。この街で多くの子どもが使っているのがランドセルの形をしたナップランドと言う通学カバン。ナイロン製で防水性が高く軽くて丈夫な作りになっている。作っているのは小樽市にあるかばん店。坂道が多く雪も多い小樽で子どもが使いやすいカバンが作れないかと考え、先生から相談されたことがきっかけだった。ネットで販売したところ全国から注文が相次いでいるという。バッグのムラタ 代表取締役の村田達哉さんは、ずっと昔から作っている、いつまでも背負ってもらいたいと話していた。
ランドセルメーカー33社が加盟する業界団体によると、ランドセルの語源はオランダ語のランセル。軍隊用のカバンに由来する。明治20年に都内では小型の通学カバンが登場。これがランドセルの始まりだと言われている。最近は地域の魅力をアピールするランドセルや自治体のオリジナルの通学カバンも登場している。北海道・小樽市は坂の街とも呼ばれている。この街で多くの子どもが使っているのがランドセルの形をしたナップランドと言う通学カバン。ナイロン製で防水性が高く軽くて丈夫な作りになっている。作っているのは小樽市にあるかばん店。坂道が多く雪も多い小樽で子どもが使いやすいカバンが作れないかと考え、先生から相談されたことがきっかけだった。ネットで販売したところ全国から注文が相次いでいるという。バッグのムラタ 代表取締役の村田達哉さんは、ずっと昔から作っている、いつまでも背負ってもらいたいと話していた。