博士はダビッド親子から離れ別の場所に蝶を探しに行った。その時、青い蝶が姿を現した。最終日、ついにダビッドは青い蝶を捕まえた。メアンデールルリオビタテハという青い蝶で、通常この地域で見られるのはブルー・モルフォと同じく5~10月。12月に見られるのは極めて珍しい。それから約7ヵ月が過ぎた頃、博士の元に1通のハガキが届いた。差出人はダビッド少年本人。余命3ヵ月の宣告を受けてから1年近くを経てなお生きていた。さらに12年後、博士は18歳になったダビッドと再会。ジャングルから帰って診察をしたところガンが無くなっていたという。