テーマは「教育」。外国にルーツをもつ子どもたちの日本語の教育。訪れたのは足立区にある教室。ここはNPOが運営する日本語教室。幼稚園児から高校生の子どもたちなどが放課後に通っている。外国にルーツを持つ子どもが増える中、日本語指導が必要な子どもは11年間で約2倍に増えたという。この教室の代表は「労働力の受け入れを優先して教育や福祉の部分で後回しになってきた面がある」などと話した。様々な困難からか、こうした生徒は高校の中退率が高く、全体の約8倍となっている。この日、子どもたちに日本語を教えていたのは学生ボランティアのコウさん。11年前に親の仕事で中国から来日し、公立中学校に通うことに。コウさんは地元の日本語教室で日本語を学び始めた。一方、足立区の公立学校では外国ルーツの生徒が急増している。この中学校は生徒の約5%が外国籍。子どもたちが多様な文化に触れられる一方、教員の負担などは増えているという。そんな中、足立区は中学生に向け独自の日本語教室を立ち上げた。120人以上が週に6時間ほど日本語を無償で学んでいる。しかし、日本語指導を区が主体で進める苦しさも。専門家は国の責任を指摘する。様々な形で私たちが必要としてきた外国の人々。一方で、子どもたちを置き去りにしない支援が求められている。
