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「モウソウチク」 のテレビ露出情報

アドベンチャーワールドの副園長・中尾建子さんが、なぜアドベンチャーワールドでパンダが飼育されるようになったのかを語る。1980年代に野生のジャイアントパンダの生息数が10年間で半減。人間の活動範囲の拡大や密猟、餌となる竹の一生開花による枯死などが大きな要因だった。中国政府は飼育下繁殖を進めるために海外の施設と共同研究が効果的と判断、1994年にアドベンチャーワールドで国際保護共同プロジェクトが開始した。そこから2025年6月までの30年間で20頭のパンダを飼育。1997年にメスの蓉浜が死亡。残されたオスの永明を健康で繁殖可能な個体に育てた。12回の出産で17頭を育成。性成熟を迎えた個体が中国で繁殖計画に組み込まれ20頭以上の子孫が生まれ、中国外の国での共同プロジェクトに組み込まれている個体もいて、アドベンチャーワールドのパンダファミリーは世界に広がっている。
30年間飼育管理技術も格段に向上。一番の成果は飼育管理の基本である餌の変更。当初は中国での餌を引き継いでトウモロコシ粉やふすまで作ったパンダダンゴやミルクなどの栄養価の高い餌を与えていたため、本来主食の竹は1日に2~5kg程度しか食べていなかった。永明は来園時から食欲不振や軟便などの症状がみられたため投薬治療を行っていたが顕著な改善は認められなかった。専門家と協議し、高タンパク・高脂肪の餌から本来の餌である竹を中心とした内容に約7年かけて徐々に変更。これにより大量の糞も排泄して、粘液便も減少した。当初はモウソウチク1種類しか与えていなかったが、竹の採食を維持するために現在では10種類の竹と季節に応じて与える部位も変えている。保護施策の結果、野生生息数は約1800頭に増加。生育率も格段に向上した。アドベンチャーワールドのパンダ飼育施設のうち1か所はレッサーパンダを飼育して希少動物繁殖センターの役割を担い、もう1か所はジャイアントパンダ飼育施設として一般開放しパンダのことを発信している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月8日放送 13:35 - 13:45 NHK総合
ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅(ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅)
愛知・幸田町には町のあちこちに小高い森が点在している。米作りが盛んで里山の風景が今も色濃く残っている。畑では筆柿が栽培されている。森の中の大きなため池の水は子作りなどに使用されている。その水源は森を流れるいくつもの小さな沢。幸田町にはこうした鎮守の森がたくさんある。サンコウチョウは東南アジアなどから渡ってくる鳥。巣はコケを蜘蛛の巣でからめ周りに杉の皮を貼り付[…続きを読む]

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