ニューヨーク原油先物相場は一時1バレル=119ドルを超えた。110ドル台はロシアのウクライナ侵攻以来となった。カタールのカアビエネルギー相は「湾岸諸国のエネルギー輸出業者が数日以内に生産を停止し原油価格は150ドルまで上昇することを予測している」と述べた。モジタバ師が後継の最高指導者に選出されたと伝えられてイランは引き下がらないという見方が強まった。都内のガソリンスタンドはきょう5円値上げして162円に価格を引き上げた。あす10円、13日からは15円値上げしていく可能性がある。もし原油価格が1バレル150ドルに上昇した場合、ガソリンは1リットル222円に値上がりするとされる。今日発表された物価の変動を反映した1月の実質賃金は前年同期比でプラス1.4%となって物価上昇を賃金が上回った。一方物価については今月に予定される食品の値上げは前年同期比約7割減となり値上げが一服する傾向が強まってきている。このまま中東の戦闘が長期化した場合、ガソリン価格は上がっていく。夏頃には電気・ガス代が上がってきて、数カ月~半年をめどに包装材など原油由来の様々な製品が値上がりしていって食品など幅広い商品が値上がりする可能性がある。もし原油が1バレル150ドルまで上昇してしまうと物価が0.75%押し上げられ消費が0.77%落ち込むと試算される。岩田明子は、まずは停戦に向けた働きかけをしていく、長期化しないことが前提条件になるので外交努力も引き続きやっていくことになると話した。
