カタール政府は先月28日、タミム首長がトランプ大統領と電話会談したと発表。アメリカとイランの間で進む覚書締結の交渉状況などが議題になったとみられている。先月25日にはイランのガリバフ国会議長とアラグチ外相がカタールを訪問。カタールはこれまでイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突をめぐり人質の解放を実現するなど、仲介国として国際社会で大きな存在感を示してきた。日本エネルギー経済研究所・堀拔功二研究主幹は今後の交渉でカギを握るのはカタールだと指摘。タスニム通信によると、イランが経済制裁を受けている凍結資産のうちカタールの銀行に約60億ドルが保管されているという。今後の展開について、堀拔研究主幹は「カタールが表でも裏でも両国の妥協可能な部分、一致を探っていく中で停戦ができるのではないかと考えている」と語った。
