きのう、JR東日本が発表した交通系ICカード「Suica」の新たな構想は、今後10年以内に自動改札機に「Suica」をタッチしなくても鉄道に乗れることを目指す。これは、スマートフォンの位置情報などを活用することで乗車駅と降車駅を把握し、自動で精算するもので、現在、「Suica」が使えない地域などを含め、JR東日本全線で利用可能となる。また、再来年の秋頃に「モバイルSuicaアプリ」をリニューアルし、コード決済機能を追加して現在の上限である2万円以上の買い物ができるようにするほか、個人間の送金ができる機能なども導入する。